シングルマザーやシングルファーザーの再婚による結婚式は、家族となる門出を祝ってもらえる素敵な機会です。
最近ではセカンドウェディングやステップファミリー婚と呼ばれ、ゲストの方に家族の紹介を兼ねて挙げる人もいますね。
ほとんどの家族が子供と一緒に結婚式に出席することが多いのですが、そこで悩んでしまうのが子供の居場所です。
実際に結婚式を挙げた私の場合は、子供が小学生低学年だったのでずっと一緒に行動をしました。
しかし、子供の年齢や希望する演出はその家庭によって変わってくると思います。
年齢別でみると、
- 0~4歳…新郎新婦の他に子供が頼れる人の近く
- 5~10歳…新郎新婦とほとんど一緒
- 10~18歳…新郎新婦の他に親族や友人と一緒
子供の性格や参加する挙式スタイルにもよりますが、だいたいこのような振り分けになりました。
子供の居場所に迷ってしまう演出は主に7つあります。
- 入場
- 披露宴
- ウェディングケーキ入刀
- 新郎新婦のお色直しの退場
- キャンドルサービス・ラウンドフォト
- 花嫁の手紙・記念品花束贈与
- 退場
この記事では、ステップファミリーの結婚式で悩んでしまう子供の居場所を年齢と演出別に紹介します。
- ステップファミリーの結婚式で子供の居場所をどこにしようか迷っている人
- 演出別に子供の居場所を変えようか悩んでいる人
- 実際にステップファミリーの結婚式を挙げた家族の意見を聞きたい人
結婚式での子供の居場所:年齢別
結婚式のプランや演出によっても違ってきますが、子供の成長によって居場所が全く変わってきます。
0~4歳ごろまでの子供の場合
小さい赤ちゃんやじっとしていられない子供の場合は、新郎新婦の間や慣れている親族の近くが好ましいです。
子連れ再婚ならではの演出をたくさん取り入れる為にずっと一緒にいても子供は飽きてしまったり、途中で眠くなってしまう可能性もあります。
飽きさせない対策として高砂におもちゃをたくさん置いたりスマホを見せるなどしても、結婚式という場ではあまり見栄えが良くありません。
せっかく家族になったんだからと無理に一緒に過ごそうとせず、子供が一番ストレス無く過ごせる人が近くにいてもらえた方がいいかもしれません。
5~10歳ごろまでの子供の場合
結婚式を挙げた人の意見を聞くと、新郎新婦の間にずっと座ってもらったという声が多く聞こえました。
入退場を一緒に行ったり、子連れ再婚の結婚式ならではの演出にこだわるなど子供らしさがでて可愛らしい姿が一番近くで見れそうですよ。
また、近くにいるからこそたくさん声をかけたりスケジュールや演出を飽きさせない様に進めていくなどイベントとして一緒に楽しむことを心がけましょう。
言葉が理解できるほど成長していれば、打合せの時点で子供にここにいてねと指示をすることが出来ますね。
10~18歳ごろまでの子供の場合
ある程度子供が大きくなると、恥ずかしさや遠慮の気持ちから新郎新婦の近くに座ってくれないかもしれません。
その場合は親族の席に座り、一緒に行いたい演出の際に移動してもらう方法が良さそうです。
結婚式での子供の居場所:演出別
子供の年齢が何歳でも、子連れ再婚の結婚式であれば演出は家族みんなで行いたいのが理想です。
新たに親族になった方やゲストの方にも子供の紹介を兼ねて結婚式の一日を過ごせたらいいですね。
入場
新郎新婦の間で手をつないで入場のパターンが多いようです。
また、リングガール・リングボーイとしてのお仕事を任せる結婚式もあります。
比較的年齢の上の子供の場合、今まで一緒に過ごしてきた親の方に付き、途中から家族になる方の親と合流しながら入場をするのもいいですよ。
ウェディングケーキ入刀
抱っこできる赤ちゃん程の子供であれば、新郎新婦の間にはさみながら抱っこしながら入刀うことが出来ます。
歩ける様になるぐらいの子供であれば、真ん中に立ってもらい入刀するとゲストの方に家族揃った写真を撮ってもらえますよ。
ファーストバイト時は子供から食べさせる演出があれば微笑ましいですね。
新郎新婦のお色直しの退場
退場の際、子供を置いて行ってしまうとひとりぼっちになってしまいます。
小さい子供が親族の近くに居るときであればそのままでも良いですが、新郎新婦の真ん中に座っていた場合や大きな子供の場合は一緒に退場するのが良いでしょう。
キャンドルサービス・ラウンドフォト
結婚式の定番のキャンドルサービスですが、子供がいると危ないので行わない人もいます。
もし行う場合は子供を親族の席に座らせておくか、キャンドルには触れられない様に工夫する方法をとると良いかもしれません。
詳しくは結婚式場のプランナーさんに相談してみましょう。
キャンドルサービスをしない場合はゲストと一緒に写真を撮れるラウンドフォトがおすすめです。この時は、どの年齢の子供がいても一緒に回れたらゲストもきっと喜んでくれますよ。
花嫁の手紙・記念品花束贈与
シングルマザーの子連れ再婚の場合、花嫁の手紙を読むことは残念ながらおすすめしません。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
子供がいていてくれるならではの演出として、子供から新郎新婦へ手紙を読みあげるのもいいですね。
子供が小さい場合は手紙の演出をカットし、他の演出(余興や歓談など)の時間を多めにとるパターンもあるようです。
記念品や花束贈与の時も、子供と一緒に家族みんなで行う方が良さそうです。
退場
子供と一緒に家族そろって退場する事がほとんどです。
小さい子供の場合、寝てしまった時の対策としてベビーカーを結婚式風にアレンジして用意しておく人もいるようです。
ゲストの方も笑顔で家族としてのスタートを応援してくれるはずですよ。
まとめ
子連れ再婚の結婚式に子供の居場所をどうするのかは…
- 結婚式での子供の居場所は成長によって全然違う。
- 小さい赤ちゃんやじっとしていられない子供の場合は、子供が一番ストレス無く過ごせる新郎新婦の間や慣れている親族の近くが好ましい。
- 子供が近くにいるからこそたくさん声をかけたりスケジュールや演出を飽きさせない様に進めていくなど一緒に楽しむ事を心がける。
- 演出の時はどの年齢の子供でも一緒に過ごすのが理想
子連れ再婚というステップファミリーならではの結婚式の進行や演出を、子供と一緒にできるだけ近い場所で過ごしたいですね。